透析室

透析室
 
透析室 副部長

平成12年に透析室を開設して以来、数回の増改築を経て現在40床で稼動しています。
地域の方はもちろん福岡県内、県外からも維持透析療法のために入院治療されています。外来通院透析患者様には病院車にて送迎を行っており90歳近い方も通っておられます。

常勤の透析専門医2名と看護師9名、臨床工学技士3名で治療、看護に当たっております。また、透析治療に欠かせないシャントのトラブル時には血管形成術等行い、安定した治療が可能です。

急性期病院から維持透析へ長期入院相談も多く、高齢で認知症の方でも温かくかつ安全で患者様とご家族が安心できる環境つくりと身体にやさしい血液透析療法と看護を心がけています。

外来診療では病診連携をはかり腎臓病に伴う高血圧症、糖尿病などについて早期発見治療につながるよう取り組んでおります。また、栄養教室も開催し楽しく美味しい料理を食べていただけるような指導も栄養士が行います。今後は早期腎疾患、保存期腎疾患に対する食事療法、薬物療法、生活指導にも充実した取り組みが出来るよう他職種との連携も強化していきます。

副看護部長 戸原 美穂

 

外来透析の患者様へ

透析食・通院サポートとして自宅玄関から病院玄関まで無料送迎車を運行致しています。
・患者様専用の更衣室にかぎ付きロッカーを完備しております。
・透析中も快適に過ごしていただけるよう透析ベッドにテレビ(無料)を設置しています
・ご希望により透析中の昼食は350円(実費相当)でご提供しております。

 

※スタッフが常にフロア内をラウンドしておりますのでご用の際はお気軽に声をおかけください
※外来透析のご相談の方は医療連携相談室までご連絡ください。

 

透析のシャント血管に対する血管形成術について

PTA術前術後写真

 

血液透析を受けている患者さんにとって、シャント血管は命綱と言われています。もし、シャント血管の流れが悪くなったり、閉塞すると透析をすることが難しくなるからです。以前はシャント血管の状態が悪くなると再度メスを入れて手術をしなければなりませんでしたが、今は「経皮的血管形成術」といって風船のついた細いチューブを血管の狭いところに通して広げることで、手術を避けれる場合が多くなりました。この治療は手術のように時間はかからず、メスを使わないので傷も殆どなく抜糸もありません。治療は日帰りで終わります。当院では10年以上前からこの血管形成術を取り入れております。(玉井 収)

 
 

透析患者さんの足を守っていくために

皮膚灌流圧(SPP)測定装置

現在、透析患者さん(特に糖尿病によって腎臓が悪くなった患者さん)では全身の血管が狭くなったり閉塞したりする状態が大きな問題になっています。脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる他に、足の血管が狭くなったり閉塞すると歩くのが不自由になったり痛みがでたりします。さらに進行すると足を切断しなければならない場合もあります。血管が狭くなったら、血管が詰まりにくくする薬を使用したり、血管の内側に金網を入れたり、さらにバイパス手術をしたり、といった治療が必要になります。当院では少しでも早く詳細に足の血流不良を見つけるために、皮膚灌流圧(SPP)測定装置(写真上)による皮膚表面の血流測定、CT(X線断層装置)を用いた血管造影(写真下)を行っています。皮膚灌流圧(SPP)は信頼性の高い検査で治療の方法を選ぶ場合によく使用されます。測定は簡単で体に対しては何の負担もありません。CT(X線断層装置)を用いた血管造影は造影剤という薬を注射しますが、造影剤にアレルギーがある方でなければ通常特別な問題なく検査可能です。いずれの検査も苦痛なく受けれる検査ですので、積極的に行っています。(玉井 収)

 
 

透析室

透析液水質確保加算(2)の施設基準を取得しており、定期的な水質検査を行い常に基準をクリアした安全性の高い水を提供しております。